事業内容


調査業務補助


調査前 現状の写真撮影を行い、破損具合や積み方の特徴などを記録し、復旧を考慮して煉瓦には番付をふって、一枚一枚丁寧に取り外します。
外した煉瓦は積み直し易い状態で保管・監理します。
調査完了後 調査完了後取り外した煉瓦を元の位置に戻し、既存壁と仕上がりが変わらぬよう復旧に努める。

技術と経験


注入の管理 注入場所を確定し、穿孔を行い忘れがないか副資材で管理する。
エポキシ注入 クラックが細いためスクイズ工法で注入をした。
鉄骨取り付け 設置前に仮固定用アンカーを打設し上下を止め中間部のアンカー穿孔を開始した。
鉄骨設置とグラウト打設 全てのアンカー打設が完了後、ガセット金物周囲に枠を設置しグラウト打設、後にボルトを締め込んだ。
洗浄 スプレーの落書きは溶剤を使用せず高温低圧で落とす。
洗浄後 洗浄跡が残らないように仕上げる。

こんな外壁復元も・・・


2020年7月気仙沼 男山本店完成 津波被害にあった屋上部ペディメント、柱、コーニス、糸巻、3階部壁面5カ所を強化し復元した。
1、2階部は新築壁。
(場所により色が違うのは部分的に左官補修しているため。)
壁面強化 壁面4カ所にT型溝を設け、壁面溝等に強化剤を染みこませカットティーを樹脂で設置し、欠落防止金物を取り付け壁面全体に防水剤を塗布し仕上げた。
ペディメント設置 重さ1.5t程あるペディメントを頭上から吊り込み、足場と建物の隙間40cmの場所に落とし込み設置した。